今回は言わずと知れた【納豆】のダイエットにおいてとても有効なポイントについてご説明させて頂ければと思います。
腸内環境を改善して便秘の予防に
納豆の独特の風味を生み出すもとになる「納豆菌」は、腸内で善玉菌が増えるの助けたり逆に悪玉菌の増殖を抑えたりすることで、腸内環境の改善に役立つと考えられています。
ダイエット中は食事量を減らすことで便秘になるシチュエーションも考えられますので納豆菌を含む納豆を定期的に食べて腸内環境を整えることで、便秘の解消に役立てていきましょう。
脂肪燃焼をサポートしてくれる大豆たんぱくを含む
納豆の原料である大豆由来の植物性たんぱく質には、体内のエネルギー消費を盛んにして、余分な脂肪を燃やす働きをサポートします。
また動脈硬化や糖尿病を防ぐ働きのあるアディポネクチンの分泌を高めたりする働きがあると期待されています。
タンパク質単体も食事誘発性熱産生(DIT)の働きがあり身体の代謝機能を向上させますので意識的にタンパク質は摂取するようにしましょう!
大豆イソフラボンが脂肪蓄積を抑える
大豆特有の成分である「大豆イソフラボン」には、脂肪蓄積を抑えたり、脂肪酸の燃焼を促進したりする効果があると期待されています。
また女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きもするので美肌効果や髪の艶、ハリももたらす効果が期待出来ます。
納豆を食べる際に意識すると良い事
納豆を食べる時間帯はいつがおススメか?
朝に納豆を食べる際は朝は栄養を吸収しやすい時間帯であるため、健康や美容に良い成分を含む納豆をその時間帯に食べることで、効率よく栄養を吸収できると考えられています。
また夜に食べる場合のメリットとしては納豆に含まれるナットウキナーゼは、血栓の予防に有効と言われています。
血栓は明け方に生じやすいため、血栓を予防したい場合は、夕食や就寝前のタイミングに食べるのが良いと考えられています。
納豆の適量は1日1パックまで
かなり優秀の栄養価を持つ納豆ですが食べる量は、1日1パック(40~50 g)までがおすすめです。
いくらダイエットや健康に良い食品だからと言っても納豆ばかりを食べていると、栄養が偏ってしまうためです。
また納豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、過剰摂取すると、乳がん発症や再発等のリスクを高める可能性もあるのではないかと考えられています。
その観点からも、納豆だけを過剰に食べるのは避けましょう。
お魚や、脂質の少ない鶏肉、卵、野菜類などをバランスよく取り入れることで、健康的に減量を進めるのが一番おすすめです。
また炭水化物や脂質も極端に控える事はやめましょう。
納豆は加熱しないで食べる事をおススメ
血栓の予防に役立つと紹介した酵素ナットウキナーゼは、熱に弱いという特性があります。
加熱すると納豆特有の匂いは減りますがナットウキナーゼが減少している事が大きな理由でしょう。
その為、納豆は加熱せずに食べるのが良いでしょう。
この記事の監修者
グローバルフィットネス代表・トレーナー 三瓶良晃
トレーニングの楽しさを実感できる会話とプログラムを提供します。
継続した先にある理想の身体と人生に最善のサポートをさせて頂きます。
グローバルフィットネスは「日本人の体質にあった食事とトレーニング」をコンセプトに、ダイエット後にリバウンドしにくい身体と習慣づくりを提供するパーソナルジムです。
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